ブルックリンラガーは日本のラガービールと何が違う?

発酵はラガー酵母で同じですが、ビールの設計思想が全く違います。
大きな違いは下記2点になります。
・カラメル(キャラメル)麦芽
・ドライホップによる華やかな香り
そもそも、ブルックリンラガーはニューヨークのブルックリンブルワリー社が生産しているビールになります。国内では同社の株式を保有しているキリン社が流通させています。
高温でローストされたカラメル麦芽を採用することでビールの色が濃くなります。また、焙煎由来の香ばしい香りも付与されます。
華やかな香りのホップをドライホップするととでホップの香りを強く表現されています。ドライホップとはアルコール発酵中にホップを投入し、効果的にアロマを表現する手法です。
プレミアム系ビールでアンバー色のものを見かけることは時折あるものの、おそらく大手のラガービールでドライホップを採用しているビールは現状ないはずです。
これらによって国産の既存のラガービールとは全く違った仕上がりになっています。
ラガーといっても、モルトも効いたIPAの方が味わいのニュアンスは近そうです!
プレミアム系の濃色(アンバー)ラガーやIPAと是非飲み比べてみてください!

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