なかなかケチをつけ難いヱビスビールが飲めるお店はいかがでしょうか?味もさることながらプレミアムなイメージの歴史が長く、複数での飲み会で間違いのないビールです!
ヱビスビールは1890年に誕生したブランドで、戦時中に一旦ヱビスビールブランドは途絶えたものの、1971年にブランドが復活し、現在まで長く愛され、2020年で生誕130年になるそうです。
エビスビールよりも長く続くブランドはありますが、プレミアムビールとしての歴史を考えると日本ではヱビスビールが一番長いと言えましょう。実際にはプレミアムビールの定義はなく、どんなビールでもプレミアムビールと名乗れるそうで、過去にも各社いろいろな高価格帯のビールを市場に投入してきましたが、なかなか市場でのポジションを確立できず、現在プレミアムなビールとして広く認知されているのはヱビスビールとプレミアムモルツぐらいでしょうか。そう考えると、高価格帯ビールというブルーオーシャンに活路を見出し、先行者利益を得続けているブランドになり、ビジネス視点でも楽しめるビールですね!
ではどうしてプレミアムな価格帯なのかと言えば、原材料と熟成期間が理由として挙げられます。ビール中のたんぱく質の量は多めなので多くの麦芽を使用していると考えられます。さらに、熟成期間が通常のビールの1.5倍という長期間のためその分製造コストはかかります。一般的なラガー(下面発酵)ビール(ピルスナー)の熟成期間は通常1か月なので、公開はされていませんがヱビスビールの場合は1か月半程度になるのでしょうか。この原材料と熟成期間により深いコクとすっきりした喉ごしを両立しているそうです。
ヱビスビールのビアスタイルはピルスナーもしくはドルトムンダーとされていますが、サッポロビール社ウェブサイトでは明言されていないようです。クラフトビール業界で使用されるBrewers Association のビアスタイルガイドラインの基準を利用すれば一つのスタイルに落とし込めるかもしれませんが、特定スタイルとして発信せずとも、ヱビスビールとして味わいをイメージされているって素敵ですね。